溝の口でほぐし屋を営んでいます。今回は、当院で提供している「吸い玉(カッピング)」
について詳しくご紹介します。吸い玉は、ガラス製のカップを皮膚に密着させ、陰圧(真空状態)を作り出すことで、筋肉をほぐし、血液循環を促進する施術です。この施術は、ストレスやPC作業による肩こり、首のこり、睡眠不足、便秘、生理痛など、さまざまな体の不調に効果的です。特に、強いマッサージや鍼が苦手な方におすすめです。

吸い玉(カッピング)の効果
吸い玉の施術では、皮膚にカップを吸着させることで、以下のような効果が期待できます。

血行促進
カッピングにより、血管が拡張し、血流が改善されます。これにより、体の隅々まで酸素や栄養が行き渡り、老廃物の排出も促進されます。
筋肉の緊張緩和
カップの陰圧によって、凝り固まった筋肉がほぐれ、肩こりや腰痛の緩和に役立ちます。
むくみや冷え性の改善
血行が良くなることで、むくみや冷え性の改善にも効果があります。

疲労感の軽減
血流が改善されると、疲労物質が取り除かれ、体の疲れが軽減されます。
デトックス効果
カッピングにより、老廃物や毒素が体外に排出されやすくなります。
自律神経の調整
カッピングは、交感神経と副交感神経のバランスを整える効果もあります。これにより、ストレスや緊張が緩和され、リラックス効果が得られます。
吸い玉の仕組み
カッピングは、皮膚にカップを吸着させることで、以下のようなメカニズムで効果を発揮します。
陰圧による皮膚の吸引
カップの陰圧により、皮膚や皮下の血管が引き上げられ、血流が促進されます。
瘀血(おけつ)の除去
患部に溜まった「瘀血」と呼ばれる悪い血が表皮まで引き上げられ、血液が浄化されます。
血流の改善
皮膚と筋肉の隙間が広がり、血流がスムーズになります。これにより、リンパの流れも促進されます。
施術後の注意点
カッピング施術後は、赤から紫色の痕が残ることがあります。これは内出血ではなく、瘀血が現れたもので、1週間~10日程度で自然に消えます。当院では、施術前に患者様にしっかりと説明を行い、了解を得た上で施術を行っています。
カッピングの歴史
カッピングは、古代からアフリカ、ヨーロッパ、東南アジアなど、世界中で行われてきた伝統的な療法です。現代でも中国を中心に、代替医療として広く活用されています。しかし、施術後に残る「溢血斑」が気になる方もいるため、積極的に取り入れている治療院は少ないのが現状です。当院では、その効果を重視し、血行促進や筋肉のこり改善に役立てています。
カッピングで得られる健康効果
動脈硬化の予防
カッピングにより、血管が拡張し、血流が改善されます。これにより、血管内に溜まったコレステロールなどが洗い流され、動脈硬化の予防に役立ちます。

デトックス効果
カッピングは、老廃物を体外に排出するデトックス効果もあります。皮膚から汗や皮脂とともに老廃物が排出され、体内が浄化されます。
便秘解消
カッピングは、胃や腸の蠕動運動を助け、消化液の分泌を活発にします。これにより、消化・吸収・排泄の機能が強化され、便秘の改善に役立ちます。

ストレス解消
カッピングは、神経系にも良い影響を与えます。交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、ストレスや緊張を緩和し、リラックス効果をもたらします。
まとめ
溝の口の当院では、カッピング療法を中心に、肩こりや腰痛、ストレスによる不調など、さまざまな体の悩みに対応しています。カッピングは、血液の浄化や血行促進に優れた効果を発揮し、体の不調を根本から改善するのに役立ちます。施術後の痕が気になる方もいますが、その効果は非常に高く、多くの患者様に喜ばれています。
ぜひ一度、溝の口の当院でカッピングを体験してみてください。体が軽くなり、心もリフレッシュできること間違いありません!
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